水道管路は維持管理の時代へ 本文へジャンプ
管内カメラ調査と管内夾雑物除去工法(スコープ工法)


不断水による管内調査の必要性

わが国の水道は建設の時代から維持管理の時代に移行し、多くの水道施設が更新時期を迎えており、新たな対応が求められております。
また、需要者からの水道水質への要求、漏水事故等の緊急時における要望等が
多様化・高度化し、断漏水等の社会に与える影響が非常に大きくなってきました。





これらに応えるため、断水を行わずに有圧条件下で水道本管内の状況が簡単に
観察・検証・調査できる「水道用不断木内視鏡装置」により管内調査を行っています。






カメラ装置の特徴

  • 不断水で管路内の状況が撮影可能
  • 上流側・下流側へ各10m挿入可能(延長可能)
  • カメラ挿入は既存の地下式消火栓や空気弁等の補修弁を利用(工事は不要)
  • バタフライ式補修弁でも挿入可能
  • 挿入箇所が無い場合でも、サドル分水栓(φ20mm)を介して挿入可能
  • 対象管路はφ75mm以上
  • 耐水圧は0.75Mpa
  • 対象管路は、ダクタイル鋳鉄管、鋳鉄管、鋼管、塩化ビニル管、ポリエチレン管等
  • 軽量設計


 既設管路への活用例

  • 老朽管路の更新時期と工事優先順位の決定
  • 管内洗浄前後の状況把握
  • 最適管網の確立支援
  • 管更正前後の内部状況把握
  • 環境変化に伴う管体・継ぎ手部の状況把握
  • 消火栓T字管縦管内部の状況把握
  • 異形管部や仕切弁弁体部の調査・対策
  • C値改善対策の調査

カメラ調査について詳しい説明を希望の方は、本社営業部06−6962−1131までお気軽にお電話下さい。弊社営業マンが、DVDをもってご説明にお伺い致します。


S.C.O.P.E工法とは

現在、水道管路内の洗管作業は、消火栓から放水する流速によって管路内の夾雑物を管外へ排出する排水洗管が主です。しかしながら、排水洗管では重量のある砂や小石等の夾雑物や管路内面に付着している夾雑物を取り残してしまうことや、流速不足により管路内に夾雑物を残してしまう場合があります。

また、排水の色濁を確認しながらの洗管の状況を推測するために、実際の管路内の様子が把握しきれないのが実情です。
また、従来のピグを使った洗管では、管断にともなう土木工事を必要とし、断水の影響も負担になっていました。
そこで、不断水内視鏡カメラによる洗管状況の確認と特殊ピグによる物理的な摩擦を利用して、より効果的に洗管を実現する工法です。
既設の消火栓下にある補修弁を利用し

、洗管対象管路上の2点の消火栓からのカメラ調査及び2地点管の超特殊ピケにより洗管をおこなうものです。



Copyright(C)2010 fuji-valve co.jp All Rights Reserved.