S.C.O.P.E工法とは
現在、水道管路内の洗管作業は、消火栓から放水する流速によって管路内の夾雑物を管外へ排出する排水洗管が主です。しかしながら、排水洗管では重量のある砂や小石等の夾雑物や管路内面に付着している夾雑物を取り残してしまうことや、流速不足により管路内に夾雑物を残してしまう場合があります。
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また、排水の色濁を確認しながらの洗管の状況を推測するために、実際の管路内の様子が把握しきれないのが実情です。
また、従来のピグを使った洗管では、管断にともなう土木工事を必要とし、断水の影響も負担になっていました。
そこで、不断水内視鏡カメラによる洗管状況の確認と特殊ピグによる物理的な摩擦を利用して、より効果的に洗管を実現する工法です。
既設の消火栓下にある補修弁を利用し
、洗管対象管路上の2点の消火栓からのカメラ調査及び2地点管の超特殊ピケにより洗管をおこなうものです。
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