■水道用バルブの接続方法(フランシ継ぎ手)について
水道用バルブと水道管との接続方法は、大別すると、フランジ継ぎ手、メカニカル継ぎ手、ねじ込み継ぎ手などがあります。
フランジ継ぎ手は、継ぎ手部に設けたフランジ(鍔状の突起)面の間にガスケットを挟み、ボルトナットなどで締め付ける構造です。
フランジの規格には、JIS BとJIS G系列があります。
(ちなみにJIS B 2220、2238、2239がありJIS G3451、5527があります)
フランジのガスケットを据え付ける座(ガスケット座)の形状は、JISB2238規格にいろいろあるが、水道用バルブには、特別な場合を除き、大平面座が適用されています。
JIS G5527ダクタイル鋳鉄異形管のフランジ規格が準用され、RF(大平面座)とGF(溝形)の2種類があります。
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基本的には、7.5K以下の低圧管には、RF-RFの組み合わせ、7.5Kを超え20K以下の高圧管にはRF-GFの組み合わせでありますが、最近では、施工性の問題から低圧でもRF-GFを使用する場合があります。なお、RF-GFの組み合わせで接合する場合は、
バルブ側にRF、管側にGFを使用します。
GFの場合ガスケットにはGF1号と2号とがあります。1号を使用する場合はフランジ面がメタルタッチになる状態まで締め付けます。2号を使用する場合は、ボルトナットを規定のトルクで締め付けます。 すなわち、フランジ両面に若干の隙間が生じる状態でです。
(ちなみに、M16の場合、60Nm)
これ以外の組み合わせはJWWA G I 14規格に説明されています。 メタルタッチとは、フランジ座同士が当たるようにすることです。ちなみに、ガスケットの画像はビジネスパートナーのところにあります。
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